【プログラムの勉強 後悔しないパソコンの選び方】 パソコンを買う前に知っておくべき 3つの要素とは?

先日ショッピングモールへ買い物に行った時、子供向けのプログラム体験勉強会がやっていました。ブロックを積み重ねていく、簡単なものなのですがパズル感覚で簡単にできるんですね。パソコンがあれば簡単に始められるので、子供用のパソコンを用意してみようと思います。

子供のプログラムの勉強でパソコン購入

仕事や趣味でパソコンを既に使ってる方や、4月から社会人になる方、高校や大学に進学される方も新しいパソコンを買おうと思ってる方もいらっしゃいますね。でもパソコンを買う時何を基準に選べばよいか、悩むと思います。私も20年以上パソコンを使ってきた事もあって、知人や親戚から購入の相談をよくもらいます。
残念ながら小学生向けやプログラムの勉強用のパソコンは売ってないです、オススメや最適というキャッチフレーズで出ているものがあるかもしれませんが、パソコンは特定の事だけしかできない、ではなく多様な使い方ができるので、どうしてもプログラムの勉強用と限定するような販売方法がないんです。

昨今スマートフォンだけでも生活上困る事が少なくなってますが、相談される方のお話を聞いてみるとレポートや文章を作ったり、飛行機や鉄道予約をネットでして印刷したい、家計簿や確定申告の日々の会計データ入力をしたい、などパソコンの必要性は高いです。
確かにパソコンのソフトでスマフォでも使えるものも多いですが、特徴が違うのでやっぱりそこは一長一短。パソコンでできるがスマフォではできない、もしくはその逆もあるので本当に悩むところです。スマートフォンではあまり意識しないのですがパソコンでは機械の性能でよくスペックという言い方をすることがありますが、これってなに?となる事も多いです。

スマートフォンだと最新なのか?Androidなの?iPhoneなの?で選ぶ事もありますが、パソコンに関しては選ぶときの要素が少し違ってきます。パソコンゲームやるので高性能なパソコンがよい、等と用途によって見るべき要素が違います。よく選ぶ時ってよくわからない用語がたくさんあって分からないと聞くことがあります。
子供がプログラムの勉強でパソコンので、今回はこれからパソコンを買おうと思っている方や買い換えを考えている方も同じ様な経験をされた事があるかもしれません。

プログラムの勉強だけじゃない、パソコンでできる事

皆さんはパソコンでできることってどんなことを思い浮かべますか?ブログ見たり、動画見たり文章作ったりとたくさんの事ができますね。昨今スマートフォンアプリが増えたり、性能が向上したりとパソコンの垣根が少なくなったと思われますがパソコンでできる事、パソコンしかできない事もあるんです。例えばをまとめてみました。

  1. ワードやエクセルで書類を作る
    仕事ではおなじみのワードやエクセルもスマートフォンで使えますが、パソコンだとキーボードとマウスで編集でき、楽に作成できます。学生さんだったらレポート作成には必須ですね。
    最近はiPad Proなどのペンシルやキーボードをつなげて使う事もできますがパソコンは最初からキーボードついて、マウスで細かい編集も楽々なので、作業効率がぐっと高くなります。

2.写真や動画を編集する
FacebookやInstagram用に写真や動画を加工してアップロードするとなるとスマートフォンの方が簡単です。シンプルに使える写真アプリも多くリリースされているので、選択肢はたくさんあります。しかし本格的に編集したいとかたくさんの写真を管理するとなると枚数も多くなり、画像ファイルのサイズも大きくなるのでCPU負荷やメモリ使用量が増えるのでパソコンの方がよい場合も増えてきます。

  1. パソコン用ソフトウェアライセンスを持っている
    最近は少なくなりましたが、パソコン用ソフトを過去に買ってスマートフォンアプリを購入してないからパソコンでしか使えないという事もあります。一般的にスマートフォンアプリでもリーズナブルなので購入するもよいですが、パソコンの方が使いやすくて使い続けたい場合もあります。

  2. 周辺機器を使いたい
    こちらも最近はスマートフォンとつながる機器が増えてきてます。例えばスマートフォンからプリンターに直接印刷できますが、スキャナーで読み取ったものをスマートフォンに保存するとなると若干難しさを感じます。クラウドストレージに保存するのが簡単ですが、スキャンした画像を大きい画面で見たいとなるとパソコンが便利です。

他にもいくつかありますが、パソコンの利便性を使いたい、スマートフォンとパソコン両方を使いたいケースが多くなると思います。では、どんな点を注意して選ぶべきでしょうか。今回はゲーマー向けの超ハイスペックやマイニングPCなど特殊な使い方については別の記事にしますので、ここでは学生さん、社会人の一般的な使い方を想定させて頂きます。

OSの選定 使いたいソフトはMac?ウィンドウズ?

パソコンには大きく2つあり、ウィンドウズパソコンかマックの2択になります。今まで使った事があるOSを選ぶ、使いたいソフトが対応するOSはどっち?を考慮する必要があります。最近はウィンドウズ版とマック版ソフトが用意されている事も多いですが、注意点としてウィンドウズパソコンを選択するとMac OSは使えません。Mac OSはアップルのライセンスに同意する事で無料で使用できますが、一般的なパソコンにはインストールする事ができません。
2018/03/28
ウィンドウズもマックも両方使いたいという私のような欲張りさんでしたらマックを選ぶのがよいです。マックの機能の1つに空きスペースにウィンドウズを入れて使う事ができます。ウィンドウズを購入する必要がありますが、起動時OSを選択して起動する事もでき、気軽に使い分けができます。注意点としてはウィンドウズとマックではキーボードの配置が異なりますので、対応するキーボードを予め確認する必要があります。特に記号(@や=など)の配置が違う場合があります。

また周辺機器ごとに対応するOSが異なる場合もありますので確認が必要です。もし持っていた周辺機器を新しいパソコンにつなげたら使えなかったとなると、周辺機器も買い換えるとなると余計な出費になります。

パソコン購入代だけ考えてはダメ!トータルコストで考える

最初はパソコン本体だけ買おうと思ってたら新しいパソコンがHDMI(パソコンとディスプレイを接続するケーブルの1種)に対応していて、表示がよくなるからディスプレイも買い換えたい、と出てくることがあります。予めパソコン本体以外で購入するものがないかをリストアップしておき、値段を調べておくのがよいです。それによってトータル金額がいくらかを把握する事ができ予算を明確化できます。
また実際購入する時、値段比較する情報としても使えます。店員さんに値段の相談する時、自分が調べた値段を提示しつつ、追加で欲しい周辺機器も一緒に買うんだけど、とお店と値段交渉できる場合もあります。特にまとめ買いでは有効ですね。ネットでも気軽にいつでも購入できますが、お店で実物を見てさわってみる事で安心感が出ると思います。
最近は少なくなってきましたが予めインストールされたソフト(バンドルソフト)もチェックしておきましょう。特にマイクロソフトワードやエクセルは必要という場合もあるかと思います。バンドルされていたり、パソコンに入っているクーポンでお得に購入できる場合もあるのでチェックが必要です。

ハードウェアスペックはCPUを注目

最近のパソコンはハードウェアスペックがよいので、追加でメモリー、ハードディスク、SSDなどパーツを買わなくても十分使えるスペックの機種が多いです。特にメモリーはほとんど4GB以上搭載されているので、メモリー不足になる状態はほとんどありません。少しでも安いパソコンを買いたいとなったら型落ちでも十分使えます。半年、1年前のパソコンでも十分使えますが、気をつけてもらいたいのは搭載されているCPUです。最近ですとインテルCPUがほとんどですが、自分の使い方ではエントリー製品であるCeleron最下位プロセッサーのパソコンは選ばないようにしています。仕事からたくさんのウィンドウを開いて使うのですが、ウィンドウ切り替えに若干もっさり感が出てきた事があり、買い換えした経験があります。またウィンドウズ起動直後もマウスがしばらく砂時計だった事もあり、もっさり感がありました。
もちろんCeleron CPUのパソコンでも使用でき、インターネットやメールもできますが、複数のウィンドウを開いて使ったり、ブラウザのタブを多く開いて使うとなると少しパワー不足になる事があります。少し予算を上げてcore i5はcore i7が搭載されたパソコンを選ぶようにしましょう。

子供に適切なネット使用できるよう

パソコンを買ったらインターネットでホームページを見たり、最近ではYouTubeなどの動画を見たりするでしょう。友達から聞いたチャンネルを見てみたいというと思いますが、一般的に不適切なものやアダルト系もネットで反乱しているのも事実です。嘘、事実ではない事があるのもネット、ですが子供が判断するのは難しいですし、大人であっても判断できない事もあります。
不適切はコンテンツをそもそもアクセスできないようにすることで未然に防げます。アンチウィルスソフトやセキュリティー対策ソフトのペアレントコントロール機能を使うことで、不適切なコンテンツアクセスを防ぐ事ができます。100%回避はできませんが、親として対策をすることは必要です。うちではESetインターネットセキュリティーを使ってペアレントコントロール機能を有効にしています。
また機能を有効にしただけではなく、子供に不適切なコンテンツがあったら見ない、書いてある事を全部信じないで大人に相談するように教えています。難しいことで失敗した、となると言いにくいものです。攻撃的、恐怖を感じる表現の文章を見たとき、とても悪いことをしている、怒られたくないと余計に言っちゃいけないと思ってしまいがちです。親も怒らず、その情報が正しいのか(脅しや虚偽がほぼですが)を確認し対処する事が重要です。

まとめ

多くのメーカーがパソコン本体を発売していますが、3つ事を予めまとめておくとパソコン選びのヒントになりますし、お店で相談する時も店員さんに相談しやすくなります。実際私が相談を受けるとき、3つを中心にお話を伺いアドバイスする事が多いです。

それともう1点気にして頂きたいのが自分にあったキーボードとマウスを選んで下さい。パソコン本体についてくるキーボードとマウスがメーカーごとにキー配置、デザインが違います。使って見て自分で使いやすいであればよいですが、どうしても使いづらいとなった場合は以前使ってきたものを使う事ができます。USBやBluetoothで接続できるのでそのまま使い続ける事もできます。特に子供の手が小さいのに大きいキーボードでは打ちにくいですので、コンパクトキーボードを選択するもの1案ですね。

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